「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/01/31(日) 21:38:12.06 ID:jaVggvmMo
お父さんが受話機越しに二言三言声を交わした後、私に渡す。
受話機を耳に当てる。
「お姉ちゃん?」
「……お母さん、泣いてたよ」
あぁ。
間違いない、お姉ちゃんの声だ。
それだけのことにとてつもない安心を感じる。
そして、言葉の意味が思考に届く。
「えぇっ、ちが、私はそういうつもりじゃ」
「うそ」
笑いを含んだ声が、受話機から届く。
「え」
「泣いてないよ、ちょっと拗ねてたけどね」
「っ、もう!」
「ふふ」
からかいの言葉にむくれて見せるも、そうした応対のひとつひとつが嬉しい。
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