「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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237:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/16(土) 19:29:37.20 ID:FpEpUavGo


「ごめんなさい、咲さん」


部長の後を継ぐように、和ちゃんが言う。


「私達は嘘をついていない、それは本当のことです」

「でも、だからといって咲さんが嘘をついていることにして良いはずが無かったんです」





「昨日の今日で、手のひらを返しているように思われるかもしれませんが……力にならせてもらえませんか?」




和ちゃんの言葉に、染谷先輩が頭を掻く。


「ただ、言っとくがのう。その『京ちゃん』の存在を、わしらが信じたわけじゃないことは言うとくぞ」






「わしらが信じとるのは、ただ咲のことだけじゃ」









それは、今の自分にはあまりにも綺麗な言葉だった。




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