「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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228:中途半端だけどここまでで[saga]
2016/01/08(金) 01:14:35.36 ID:NbROBsPlo



「同じ学校にもう一人生徒が居た。麻雀部に、もう一人の部員が居た。 私に──もう一人後輩が居た」


染谷先輩が続ける。


「正直、突拍子もない話での。記憶に無い人間が、仲間に居たはずと言われたんじゃ。まあ、ちょっと信じがたいのう」

「でも、咲ちゃんが嘘をついてないことくらい、私達にも分かったじぇ」


まんじょーいっちだったじぇ、と言う優希ちゃんの後に、だから、と和ちゃんが続く。


「だから、皆で決めたんです。咲さんの話を聞こうって」





皆が、私をまっすぐに見ている。

皆を見渡して、部長と目があったところで、部長が笑う。



「まあ、そういうことよ」



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