「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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183:名無しNIPPER[saga]
2015/12/06(日) 20:52:10.45 ID:LB6iXSW9o


電話のそばに行くと、お父さんが受話器を揺らしていた。

私を見て笑う。


「なんだ、寝てたのか? 凄いことになってんぞ」




あまり長くなるなよ?


渡された受話器を耳に当てる。

電子音が聞いたことのあるメロディーを奏でている。

フックを押して、保留を解除する。


聞こえてきたのは部長の声だった。


明日来れる?




断ろうとして、でも口からでた答えは違った。




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