「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
1- 20
161:名無しNIPPER[saga]
2015/12/06(日) 20:23:35.36 ID:LB6iXSW9o


てちてち、と床が鳴る。

見ると、京香さんの足元に毛むくじゃらなかたまりがふんふんと鼻を寄せていた。
以下略 AAS



162:名無しNIPPER[saga]
2015/12/06(日) 20:24:25.63 ID:LB6iXSW9o



「咲ちゃんも、知っているでしょう?」

以下略 AAS



163:名無しNIPPER[saga]
2015/12/06(日) 20:25:25.59 ID:LB6iXSW9o




「体が出産に耐えられない。そして、この体の弱さは遺伝する可能性が高いと言われている」
以下略 AAS



164:名無しNIPPER[saga]
2015/12/06(日) 20:29:13.55 ID:LB6iXSW9o





以下略 AAS



165:名無しNIPPER[saga]
2015/12/06(日) 20:30:10.85 ID:LB6iXSW9o




「───」
以下略 AAS



166:名無しNIPPER[saga]
2015/12/06(日) 20:30:54.36 ID:LB6iXSW9o


私はソファーから立ち上がって、一瞬ふらついて、駆け出す。

壁際に置いてある電話に手を延ばし、受話器を持ち上げる。
以下略 AAS



167:名無しNIPPER[saga]
2015/12/06(日) 20:32:17.08 ID:LB6iXSW9o


私は携帯電話を持っていない。

でも、だからこそ、よく掛ける電話番号は覚えている。
以下略 AAS



168:名無しNIPPER[saga]
2015/12/06(日) 20:33:26.99 ID:LB6iXSW9o





以下略 AAS



169:名無しNIPPER[saga]
2015/12/06(日) 20:34:26.36 ID:LB6iXSW9o


電話機の横に、影に隠れるようにして、見覚えのある携帯電話が震えている。


以下略 AAS



170:名無しNIPPER[saga]
2015/12/06(日) 20:35:32.75 ID:LB6iXSW9o



「──居ないのよ。少なくとも、ここには。咲ちゃんの探す、『きょうちゃん』という人は」

以下略 AAS



171:名無しNIPPER[saga]
2015/12/06(日) 20:37:26.23 ID:LB6iXSW9o



「──あの、フラワーアレンジメント」

以下略 AAS



762Res/260.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice