「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/11/30(月) 00:00:19.24 ID:6LOow//vo
ああ、もう。
こういう人なのだ。
インターホンも切らずに遠ざかる足音を聞きながら、諦めてドアが開くのを待つ。
ガチャリと、ドアが開く。
その向こうから顔を出したのは、若く綺麗な女性。
「いらっしゃい。なんだか久しぶりね、高校生になってからあまりウチに来ることが無かったから」
綺麗なセミロングの金髪と肩に掛けたカーディガンを揺らして、微笑む。
「インターハイに行く前に会ってるじゃないですか」
「あの時は挨拶だけだったもの」
彼女は、京ちゃんのお母さん──須賀京香さん。
小さい頃から私やお姉ちゃんのことを知る、近所のお姉さんだ。
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「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445939573/
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