「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」
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127:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 00:00:19.24 ID:6LOow//vo



ああ、もう。



こういう人なのだ。

インターホンも切らずに遠ざかる足音を聞きながら、諦めてドアが開くのを待つ。




ガチャリと、ドアが開く。

その向こうから顔を出したのは、若く綺麗な女性。


「いらっしゃい。なんだか久しぶりね、高校生になってからあまりウチに来ることが無かったから」


綺麗なセミロングの金髪と肩に掛けたカーディガンを揺らして、微笑む。


「インターハイに行く前に会ってるじゃないですか」

「あの時は挨拶だけだったもの」




彼女は、京ちゃんのお母さん──須賀京香さん。






小さい頃から私やお姉ちゃんのことを知る、近所のお姉さんだ。




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