【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ サイゴン!その19【忍殺】
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91: ◆WolEwA02oI[saga]
2015/10/27(火) 22:10:41.28 ID:1aMyXWNP0
(野良ニンジャのスカウトかぁ・・・)

(まぁ路地裏でも歩いていれば簡単に見つかるだろう)

チガサキは夜のネオサイタマの路地裏を練り歩く。一般人には気づかれないが、同属だけに臭うようにニンジャのアトモスフィアを残しながら・・・!


(ん・・・?)

チガサキは僅かな違和感を感じた。言葉に出来るようなものではないが、ニンジャ第六感がアラートを鳴らしている!

「イヤーッ!」

突如チガサキは体勢を低くし、回転下段回し蹴りを放つ!

「グワーッ!」

するとなぜか頭上から苦悶の声!

それと同時に違和感が消失し、チガサキは上を見上げる!

そこには都市迷彩のニンジャ装束と、同じ迷彩が施された短刀があった!

仮にもう0.5秒でも遅ければチガサキの頚動脈は切り裂かれていただろう!

チガサキはそのままバック転をし、相手に対して向き直る!

「ドーモ。インクストーンです。自分の背後をここまで取れるとは・・・」

チガサキは驚きをあえて隠さない。チガサキが背後を取られ、アンブッシュされるなどここ1年ではほとんど無かったのだ!

「ドーモ。パースペクティヴです。ネオサイタマの鬼神・・・噂は聞いていたがまさか自分のジツをアンブッシュを所見で回避するとは」

相手も苦痛に顔を歪めながらもアイサツを返し、感想を述べる!

「・・・・・・なるほど。アンブッシュのみでイクサを決する文字通り暗殺専門のニンジャだな」

「!!!!!!!!!!!!!」

チガサキは相手の服装と武器に施された迷彩、練度から手馴れだと判断した!

パースペクティヴは驚きを隠せない!

「恐らく・・・ジツはカモフラージュかなにかを強化するジツだろう。その迷彩と迷彩短刀が完全に風景に紛れるようにするための細工と見た」

「・・・・・・流石」

チガサキは更に相手のジツを言い当て、パースペクティヴは返す言葉も無い。

「しかし・・・仕掛けてきてこうも殺意が無いとかえって怪しいな。何のようだ?」

「それは此方のセリフだ。ザイバツ、ネオサイタマ拠点最強戦力がこんな辺鄙な所にまで・・・」

どうやら話は出来そうだ。

次回:交渉!


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