魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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72: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/09/26(土) 03:23:29.77 ID:pVQvFyFt0

近衛「あの時、漏れ出した浄気に焦り、自分は冷静さを失ったのだと思います」

天使「…主君を守るために、身を挺して前に立ったのです。それのどこに落ち度がございましょう」

近衛「天使殿は、悪意も害意も持ちあわせていなかった。それなのに、一方的に手を上げたのは代わりません」

天使「……私も、暴れすぎましたから。ああなっては、もう既に仕方なかったのでしょう…」


天使を打ち倒した後、近衛もまた失神していた。
気がつけば自室で寝ており、あの後、魔王がどのようにして自分たちを魔王殿まで運び入れたのかさえ定かではない。

目が覚めた近衛に知ることが出来たものは
新調された大きな御簾に覆われた、天使の『檻』の存在だけだったのだ。


近衛「……」

天使「……? 近衛様…?」




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