魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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394: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/06/25(土) 21:30:39.71 ID:6Endy8Rh0

青年「どうか、お願いです…助けて、ください……」


『――……探したぞ。世界一の、不幸者…』


いつからそこにいたのか。
驚くだけの生命力も残っていない。

顎を地に擦りながらもたげた首で、声を見上げた。


『…この世界をお前の望むように救ってやろう。ただし――…』


青年「……約束、する…。どんな、こと…でも…。いつ、まで…でも……」

『…いいだろう。では…』


パタリ、と木片を打ち鳴らすような音が響く。
カタカタと地が震え、急速に風が吹き荒れていく。
何が起きているのか、地上15cmの目には何も映りはしない。

声だけが、鮮やかに脳に飛び込んでくる。


魔王『さあ祝え。これは生誕祭だ』



あの日、僕たちの世界は守られた。

突然 魔物達が襲来したときのように
突然に、この国は救われた。


魔王とその特異すぎる力によって、地上は世界から”はじきだされ”ていた。


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