魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
↓
1-
覧
板
20
310
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/04/23(土) 02:23:59.93 ID:Ss644WqA0
獣達「「ガウァァッ!!」」
神「〜〜〜死にぞこないの獣が、邪魔をするな!」
ッキーーーン!
自らの脚すれすれの位置に剣を振り下ろし、足元に噛み付いた獣を斬る。
喰らいついていて無防備な顔面をやられた獣は、たまらずに声を上げ口を離してしまった。
魔王「よくやった、お前たち」
剣を完全に振り下ろしきった隙をついて、魔王が神の懐近くまで跳躍する。
あまりの勢いに、体当たりと見間違う。
魔王の身体全体に纏わせた魔素が神に触れる距離まで近づくと――
神「……!」
魔王「――」
斬るというよりは、刺すに近い攻撃だった。
魔王は確かに優勢だったが、神の剣技が魔王を超えているのには気付いている。
優勢で居られるのは、がむしゃらな獣達が作る“時間”のおかげだ。
神だけに注目し、頭と身体を使える魔王に対し
神は獣の分も動きを計算しなければならない。
その僅かな演算速度の差が、魔王の優勢を支えている。
だからこそ、斬りつける為に刀を振る一瞬の時間ですら与える余裕はなかった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
494Res/366.46 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442551708/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice