利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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725:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2017/04/03(月) 03:05:26.16 ID:awnviBj5o
提督「──以上が本日の任務となる。周辺警備ばかりで退屈かもしれないが、もう少しの間だけ我慢してくれ。そして、最後に報告がある。三日後より私はウェーク島へ出発する事となった」

全員「!!」

提督「詳しく言うと、ウェーク島を軍事利用できるかどうかの判断をする為に足を運ぶ。上層部としてもあの場所を利用できるのであれば色々と有利に働くだろうと思っているらしい。だが、私一人が向かうというのは非常に危険だ。私もそんな無謀な事はしたくない。そこで、私と一緒に調査してくれる者を募集する。人数は六人前後。それとは別に空母棲姫とヲ級は連れて行く予定だ。希望する者は朝礼終了後、提督室へ向かってくれ」

提督「なお、予め言っておくが自給自足な上に娯楽も電気も食糧も水も何も無い。……ああ、寝床も爆破されたので作らなければならんな。つまり、バカンスなどとは完全に真逆の完全なサバイバルとなる事を留意しておくように」

提督「以上。何か質問はあるか?」

川内「……あの、提督」スッ

提督「どうした、川内」

川内「それって本当に暮らしていけるの……? というか、何日そこに居なきゃなの……?」

提督「一応、なんとか出来た経験はあるから出来ない事は無いだろう。たかが半月から一月くらいだ。なんとでもなる。……まあ、あくまで毎日同じ食べ物とサバイバル及び何も無い暮らしをどうにか出来る精神を持っているのならば、という話だが」

川内「うわぁ……」

加賀(流石に……それは耐えられないかもしれないわ……。ついて行きたいのに……ついて、行きたいのに……)

提督「他に質問がある者は居るか?」

龍田「は〜い。その間の鎮守府はどうなるのかしら?」

提督「提督代行として大淀に指揮して貰う。とは言っても、管理と遠征、警備くらいだとは思うが、大変なはずだ。皆で協力して支えて欲しい」

龍田「その言い方だと出撃はしないようだけれど、大丈夫なのかしら〜」

提督「上からの許可も下りている。その点は問題無い」

龍田「あらぁ〜。だったら、私は残りますね。私達のお家を護るのも、とーっても大事ですもの」

提督「理解が早くて助かる。ある意味で言うと調査よりも、私が留守の間この鎮守府を護り通す方が難しいかもしれん。私が帰ってきた時に鎮守府が瓦礫の山へとなっていては洒落にもならん」

提督「他に質問がある者は居るか? ……………………居ないようだな。では、朝礼は終わりだ。各自、自由にして良し」

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