利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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妖怪艦娘吊るし
◆I5l/cvh.9A
[saga]
2016/10/18(火) 02:52:33.16 ID:SXU6Mpvqo
瑞鳳「痛くて……苦しい事は……瑞鳳にとって、気持ちの良い……事です」
提督(これは……そう思い込まされているのか。嘘でもずっと言葉に出していると、何が嘘で何が本当なのか分からなくなるとは言うが……これがその状態か)
提督「……いや、もう今までのような痛い事も苦しい事も無い。もう、そんな苦しみを味わわなくて良いんだ」
瑞鳳「……………………」
提督(……無表情すぎて感情が読めん。何を考えているのだろうか)
提督「そうだな……。とりあえず寝ると……いや、睡眠を取ろうか。これなら分かるか?」
瑞鳳「…………」コクン
提督「よし、良い子だ」ナデ
瑞鳳「…………?」
瑞鳳「…………」ジー
提督「ん? どうした?」
瑞鳳「…………」
提督(……本当に何を考えているのか分からん。どうしたんだ?)
提督(そうだな……少し、話をしてみるか。このまま放っておく事もできん)
提督「瑞鳳、これから睡眠を取る前に少し会話をしてみようか」
瑞鳳「…………?」
提督「少しずつで構わん。嫌だと思ったら何も言わず布団の中へ潜り込んでも良い。だから、お前が閉じ切ってしまった心を少しずつ開いてみないか?」
瑞鳳「…………」
提督「初めは声を出さず頷いたり首を横に振ったりするだけで構わない。もう一度言うが、嫌だと思ったらその時点で布団の中へ潜り込むんだ。それが会話の終了の合図とする。良いか?」
瑞鳳「…………」コクン
提督「ありがとう。──まず初めに、ここは瑞鳳が今まで居た鎮守府と色々違うはずだ。だが基本的に出撃と演習、遠征、そして事務仕事や掃除なんかは恐らくどこの鎮守府も同じだと思う。瑞鳳もそうだったか?」
瑞鳳「…………」コクン
提督「そうか。この鎮守府では朝礼もあり、朝は必ず全員が私と顔を会わす。そして、それ以外ではよっぽどの事でもない限り自由にしている。会話をするも良し。遊んでも良し。独自で訓練をするも良し。……まあ、酒は節度を守るようにとは言っているがな」
瑞鳳「…………」
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