利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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574:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/10/18(火) 02:51:21.04 ID:SXU6Mpvqo
金剛「……では、本当に大丈夫なのですね?」

提督「ああ。心配してくれてありがとうな」

金剛「当然です。私達は提督が居るからこそ私達で居られるのですから。本当は押し切ってでも近くで護りたいくらいです」

提督「瑞鳳はそんな子じゃないはずだ。私の勘だがな」ポン

瑞鳳「…………」

金剛「ぅー……これはどれだけ言っても聞いてくれない提督になっているです……」

提督「良く分かってくれていて何よりだ」

金剛「はぁ……。でも、これだけは約束して下さい。何かあったらすぐに私を呼ぶ事です。隣の部屋の扉は半開きにしておきますから、声は届くはずです。これ以上は譲れません」

提督「お前も頑固なこって。──まず無いだろうが、万が一その時がきたら頼む」

金剛「ハイ! ……懐かしいですね」

提督「……そうだな。こういうやり取りは、本当に懐かしい」

金剛「もう少し思い出話に浸りたいですが、それはまた今度の機会にしましょう」

提督「ああ。おやすみ、金剛」

金剛「グッナイ、テートク──」

ガチャ──パタン

提督「……さて瑞鳳」

瑞鳳「……………………」

提督「夜もかなり深くなったから皆を帰した。私達も寝るとしよう」

瑞鳳「…………!」

提督「瑞鳳はそのベッドを使ってくれ。私は床に毛布を敷いて──」

瑞鳳「…………」シュル、パサ

提督「……なぜ服を脱いでいる。そんな状態で寝ては風邪を引くぞ」ソッ


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