利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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妖怪艦娘吊るし
◆I5l/cvh.9A
[saga]
2016/10/08(土) 00:04:42.81 ID:bzbRZr5uo
提督「瑞鶴か。応援、ありがとうな」
瑞鶴「……え? あれ……ん、大丈夫なの?」
提督「響以外はなんとでもなるだろう。今、ヲ級が介抱してくれている」
ヲ級「響、目、覚ましたよ!」
提督「! 響、大丈夫か?」
響「……うん、なんとか。……ごめんよ、司令官。あまり役に立てなかった」
提督「気にするな。駆逐艦の響があのレ級に対してなんとかしようとしてくれた気持ちだけでも私は嬉しいよ。守ろうとしてくれて、ありがとう」
響「……どうすれば挽回できるかな」
提督「気にし過ぎだ。……だが、そうだな……どうしてもと言うのならば、これから少しずつ戦果を挙げていってくれるか? 少しずつ、ゆっくりと」
響「うん、約束する」
提督「よろしい。──ヲ級、響に入渠と救護妖精の診察を頼む」
ヲ級「はーい!」ダキッ
天龍「──おーい!」
提督「どうやら皆が来たようだ。帰るとしよう。……手荒な事は絶対にさせんからな。立つぞ」スッ
瑞鳳「…………」スッ
利根「……なんだか父親にくっついて離れぬ娘に見えてきたぞ」
提督「馬鹿を言え。割と本当に抜け出せないんだぞ」
利根「なんと……」
金剛(……シスター。身体をお返しします。本当にありがとうございました。……………………シスター?)
空母棲姫「…………」チラ
レ級「…………」
空母棲姫(……最後に満足そうな顔をしていたのは、なぜなのでしょうか)
提督(さて……これから色々と忙しくなるな)
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