利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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506:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/08/25(木) 21:56:04.36 ID:+KnFEa/ao
利根「…………」

響「? どうしたんだい、利根さん?」

利根「……胸騒ぎがするぞ」

雷「敵艦、撃沈したわ……。もうヘトヘト……」

暁「最後に残ってるのが戦艦だったなんて聞いてないわよ……」

利根「…………」ジー

電「……あの、利根さん?」

利根「すまぬ。我輩はやる事が出来たのじゃ。各自、帰投して良いぞ」ザァッ

雷「え? ……利根さんが艦隊を放置して持ち場を離れるなんて、初めてじゃないかしら」

電「なのです……。何かあったのでしょうか……?」

暁「とりあえず戻りましょ……。燃料も弾薬も気力も無くなっちゃった……」

響「……………………」

暁「? 響、どうしたの?」

響「ごめん。私は利根さんについて行くよ。先に帰ってて」ザァッ

電「あ……。どうしちゃったのでしょうか……」

雷「分からないわ……。でも、帰って報告をしなくちゃ」

暁「もう……。戦闘毎の無線周波数を知ってるのは旗艦だけなのに……自分の足で報告するなんて疲れちゃうわ……」

電「き、きっと何か重要な事があったのです」

暁「だったら説明してくれたって良いのに……」

雷「何があったのかしら……」

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