利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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妖怪艦娘吊るし
◆I5l/cvh.9A
[saga]
2016/07/23(土) 00:57:35.33 ID:2Rmk4WMMo
利根「暇じゃぁ……」
飛龍「お仕事も終わっちゃいましたしね……。それにしても、下田の審査っていつまで続くのでしょうか」
提督「審査はあと一週間もあれば終わるはずだ。そろそろ事が起きるだろうから覚悟しておけ」
利根「む? どういう事なのじゃ?」
提督「下田から機密文書が送られてきていてな」スッ
──我、如何ナル時モ総司令部ヘの連絡可──
飛龍「……えーっと…………? なんですか、これ?」
提督「簡単に言えば脅迫状だ」
利根「……これのどこが脅迫なのじゃ?」
提督「字面だけでは分からないが、今朝の偵察で分かった事がある。向こうはこちらに空母棲姫とヲ級が居ると確信している──そう見て間違いないだろう」
飛龍「何かあったんですか?」
提督「──レ級が居た」
二人「!!」
提督「あの鎮守府には、私達の因縁の相手であるレ級が居る。こちらが相手に気付かれないよう索敵できているように、向こうも気付かれないように索敵している可能性が充分にあるだろう」
提督「それを踏まえてこの文書の意味を読み取るならば『おかしな行動を見せれば、総司令部へ即座に横須賀は危険分子だと報告する』という事だ」
飛龍「でも、それって向こうも同じじゃないですか? 向こうもレ級を置いていますし」
提督「条件が違う。向こうは出撃が自由に出来るが、こっちは出来ない。総司令部から視察が来たという理由で同じように海へ逃げても、空母棲姫とヲ級は下田によって沈められてしまうだろう。そんな事、私には出来ん」
利根「むう……では、どうすれば良いのじゃ?」
提督「正直に言って、詰みに近い。打破をしたいのならば見付からないようにこの鎮守府を抜けて下田に潜入して暗殺するか、馬鹿正直に相手するしかない」
飛龍「暗殺なんて無茶ですから、相手をしなければならないという事ですか……」
提督「ああ……。まず間違いなく使ってくる駒は深海棲艦のみだ。向こうは痛手ゼロというのが腹立たしい」
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