利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
1- 20
289:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/02/21(日) 01:42:19.62 ID:Y/xJyOjdo
金剛「……もう、大丈夫デス」

提督「そうか」スッ

金剛「……えへ。なんとなくデスが、分かった気がしマス」

提督「何がだ?」

金剛「今はまだ秘密、デス」

提督「そうか……」

金剛「ハイ。この先どうなるかは分かりまセンが、もしかしたら言えるかもしれないデス」

提督「ふむ」

金剛(期待すると同時に、抑えておいた方が良いかもしれまセンけれどね……)

金剛「ところで、もうこんな時間デスけれど朝は大丈夫なのデスか?」

提督「すぐにでも寝れば問題無い。心配してくれてありがとな」

金剛「いえいえ。お身体は大事にして下サイね?」

提督「ああ。皆の心配する顔はあまり見たくはない」

金剛「もう……そっちデスか」

提督「こればっかりは性分だ。諦めろ」

金剛「むぅ……──!」ハッ

金剛「ほらほら、早くスリープして疲れを取って下サイ。でなければ明日辛いのはテートクですヨ」グイグイ

提督「そうしておくか。──では、良い夢を見ろよ、金剛」

金剛「ハイッ。テートクも良い夢を見て下サイね」

ガチャ──パタン

金剛「…………」トコトコ

カチン

金剛(……さて、鍵も掛けましたし片付けの続き──は、もうこれでお終いデスね)カチャ

金剛(であれば、私もそろそろお休みするとしまショウか)パチン

金剛(よいしょ……)コロン

フワッ

金剛「あ──……」

金剛(……なぜでショウか。たまにあるのデスが、こうして横になっていると誰かに護られているような気分になりマス……)

金剛(……この鎮守府は、本当に不思議な事で一杯デス)

金剛(艦娘をあんなにも大切に扱って下さるテートクに、深海棲艦の二人、そして本当は違う提督の艦娘の私達……。どれも普通ではありまセン)

金剛(このベッドもそうデス。こんなにも心が落ち着けるなんて、本当に不思議デス)

金剛(今日も、ぐっすりと眠れそうデスね──…………)

……………………
…………
……


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
764Res/607.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice