利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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214:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/01/15(金) 16:57:28.59 ID:WK+LXA78o
飛龍「──それでは、おやすみなさい提督」

利根「おやすみじゃー」

提督「二人も良い夢を見るようにな」

──パタン

利根「さて、我輩たちもゆっくりと寝るとするかのう。飛龍、おやすみじゃ」

飛龍「はい。おやすみなさい」

利根「〜♪」トコトコ

飛龍(……うーん。やっぱり利根さんが何を考えているのか分からないなぁ。かと言って訊く事なんて出来ないし……)トコトコ

飛龍(……提督の身体、大きかったなぁ。包み込まれたって言葉がそのまま当て嵌まっちゃった)トコトコ

飛龍「…………えへ」

加賀「あら飛龍。執務はもう終わったの?」

飛龍「ひゃぁ!? あ、か、加賀さん……!」

加賀「……どうかしたの? それとも、そんなに私が怖かったのかしら」

飛龍「ああいえ、すみません……。少し考え事をしていたもので……」

加賀「そう。──ところで飛龍、これに付き合ってくれないかしら」クイッ

飛龍「? ……あ、もしかして良い銘柄でも手に入ったんですか?」

加賀「ええ。前にも飲んだ常きげんよ。この間は頂いたから、今度は私がお返しね」

飛龍「なるほど、あのお酒ですか。美味しかったですもんね。──あ、でも明日も執務があるので、程々で許して貰えますか?」

加賀「勿論よ。さあ、行きましょうか」

飛龍「はいっ!」

加賀(……あら? この香り……)

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