832:名無しNIPPER
2018/06/11(月) 00:23:53.04 ID:2/4X3Z7A0
翌日
相模「…比企谷大丈夫?」
八幡「ああ、問題ない」
相模「比企谷…ほんとにありがとうウチを助けてくれて
比企谷はウチの命の恩人だよ
この恩は絶対忘れない…なんでもいっていくらでも償いするから」
八幡「助けたのは平塚先生だ
俺は一撃でやられちまっただろう」
相模「違う!比企谷はウチの命を守ってくれたよ!」
八幡「…俺が勝手にやったことだ気にすんな
罪悪感感じて俺みたいなボッチを気にすることないぞ」
相模「…ウチが心から比企谷の力になりたい、助けたいと思って自分の意思で決めたことだから」
八幡「………」
相模「比企谷はすごいよ…結衣ちゃんの犬も助けたんだってね」
八幡「…別にすごくない
俺なんてドラゴンボールでラディッツに殺された農民のオッサンと同じで戦闘力たったの5くらいしかないだろう」
八幡「もし俺が強かったら車に当たることなく無傷で犬を助けられて入学早々骨折して入院することもなかっただろう」
相模「そんなことない!ウチだったら動けず犬を助けられなかったよ」
八幡「それが普通だ。俺は無意識に体が動いただけだ
あの平塚先生だったら余裕だっただろうけどな」
相模「あのひとは…その超人だから…」
相模「ウチ、文化祭でサボっていたこと、最終日逃げたことみんなに言うよ」
八幡「はあ!?なんでだ」
相模「比企谷に助けてもらったこの命無駄にしたくないから
これからは最低な自分から変わって人として恥ずかしくないしっかりとした人になりたいと思う
比企谷みたいに誰かを助けるようになりたい」
八幡「俺は専業主婦希望のただのボッチだ
けして立派な存在じゃない」
相模「そんなことない!ウチや犬を命がけで助ける比企谷は優しいよ」
相模「それだったら文化祭で成長したいと口では立派な事言っておきながらサボって雪ノ下さんに仕事押し付けて倒れさせて
その間も教室でしゃべっていたウチなんて完全なクズだよ!」
八幡(は、反論できねえ)
相模「ここで責任とらず逃げたらウチはクズのまんまだよ。どれだけみんなに非難されようとかまわない
比企谷に助けてもらったこの命無駄にしたくない」
八幡(こいつ…)
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