219: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/19(土) 02:27:18.18 ID:HzNUYnay0
研究員「…………え…で…どうしろと」
盗賊「暇そうでしたので。
案内を頼めますか?」
研究員「…はぁ………。
実験の手を休めただけ…なんですが…。
それは…ご命令…ですか…?」
戦士「(会話のテンポわりーなコイツ)」
盗賊「いえいえ、お願い、です。
とにかくそれぞれのラボの説明をして頂きましょう」
研究員「…まだ…引き受けた…わけでは………」
盗賊「ここは第1ラボですね」
研究員「………………」
戦士「なにしてんだ、あれ。
妙な粉撒いて」
研究員「魔力の…反応……を…見ています…。
マグナロイ…を……高温高圧で処理します……。
すると…炭化して……ああいった粉になるのです……」
戦士「マグナロイって何?」
研究員「……魔法樹とも…呼ばれます…。
あの粉は…粒子が非常に細かく……。
オドである残留魔力と…反応して……、
マナが…オドに変わる反応を…利用し……て…」
戦士「つまりなにやってんだ?」
盗賊「あの粉を撒いた時、そこに魔力が残っていれば、
光を発するのです。
魔力紋によって色が変わるので、
魔法犯罪の捜査に役立っています」
研究員「……………」
585Res/472.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20