183: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/12(土) 01:15:50.98 ID:woiMU4L00
勇者「君が悪いんだよ。
ヤブをつつくから」
執務室の入り口に倒れている男。
戦士の師匠だか、親代わりだか、
よく知らないけど、戦士の傍に居た人ってだけで、
なんだか気分が悪い男であるのも事実だった。
せっかく王都に呼び寄せて彼から引き離そうと思ってたのに、
ここで機嫌を損ねられると、
もう殺すしかないじゃん。
だから仕方ない。
彼には言えないなぁ。
僕がこんな事してるなんて事。
勇者「…ま、最終的に、あの子が全部悪いんだけどね。
助けてくれた事には感謝してるけど、
一人で幸せになろうなんてするから」
故郷で結婚して人並みの幸せを、なんて。
君にできるわけがない。
でも悔しいから、君の愛した男は、
僕の傍に置いておく事にするから。
勇者「だから安心して死んでてね。
………戦士、早く会いたいなぁ」
くるくると回ってみたりして。
夢見る少女って感じ?
恋する乙女の方がいいかな。
勇者「あはは」
勇者「あはははははは………」
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