80:>>1[sage saga]
2015/08/30(日) 19:36:15.55 ID:IhvXJMT7O
千夏「……そういえば私も役作りでね……今刑事ドラマとかで勉強してるの」
光「! 千夏も?」
千夏「ええそうよ。一緒ね」
千夏「……だから色々と真似っこしたくなっちゃうの」
唯「へー……ちなったんにしては珍しいね」
千夏「そうね。ところで光ちゃん」
光「は……ハイ!」ビクッ
千夏「私が決まった曜日と時間にこの席でコーヒーや軽食を取ること……知ってた?」
光「? 今初めて知ったけど……」
麗奈(調べたのはアタシよ……まぁアイツはそこまで知らないだろうけど……)
千夏「そう……もしかして、誰かに私を狙うように言われたの?」
光「えっ!?」ビクッ
麗奈「」ビクッ
千夏「ごめんなさいね。光ちゃんが出てきたそこの生け垣、彼処は光ちゃんぐらいの背格好の子が2〜3人ぐらい隠れられそうな大きさがあるじゃない?
光ちゃん一人ならもっと良い、別の隠れる所があるんじゃないかしらって」
光「……!」
千夏「それで、もしかして複数犯かしら?って、思ったの。あとはこのサンドウィッチ、これは事前に念入りに用意してないと出来ないと思うわ。でもいくら役作りの為に光ちゃんがここまでするとも思えない」
光「……!」
麗奈「」ダラダラ
千夏「さっきの光ちゃんは嘘をついてるようには見えなかったから私をターゲットにしたのはたまたまか光ちゃんが故意に選択した訳でもないかになるわね」
千夏「加えて、私の指摘を受けてから光ちゃん、無意識に目線がチラチラあの生け垣の方を見てるわ。もしかして彼処に誰か隠れてて、それをバラさないようにしてるのかしら?」
光「……!!」
麗奈「」ダラダラ…
光「……っ」
光「そ……それは……」チラチラチラチラ
麗奈(ちょっとぉぉぉぉっ!?わざとやってんのアイツ!?)
千夏「ごめんなさいね、細かいところが気になるの私の悪い癖なの」
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