532: ◆6QfWz14LJM[sagesaga]
2018/03/19(月) 00:56:06.22 ID:RlXjclRlO
「あの時は隠すことが皆の、……私のためだって、そう思ってた」
「……それで?今度は私のために嘘をついてたの?」
彼女が知っているはずはない。
この場で私の不調が結びつくこともないはずだ。
そう押し込めたつもりでいても。
「……疲れてるなら、来るところが違うじゃん」
「そんなことされたって、嬉しくないよ」
確かな安堵を覚えた自分に、嫌悪が募る。
「……ごめん」
「自分の気持ちを整理できなくて、辛いことは溜め込んで……」
「私達、変わんないね」
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