408: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/07/31(日) 03:53:10.43 ID:GwOmwNNvo
でも、こちらとしてもこれ以上、議論を差し挟む余地はなかった。
彼の説得は目的にない。
「……もう、準備はしてあるんじゃない?」
疑念を振り払い、部隊の先頭に歩み出る。
単純に考えればいい。
「やるなら、早く始めようよ」
少なくとも、今は。
『察しが早くて助かるな、"ブラッド"隊長』
私達が入ってきた場所とは反対側の、同形状の扉が開き始める。
隙間から漏れる光を遮るのは、一体の"神機兵"だった。
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