男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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◆SetoseN//M
[saga]
2015/05/17(日) 17:00:45.29 ID:iieHGl5bo
男「揃いも揃ってよく集めたね、大鏡くらいだよ、まだ理解出来るのは」
店主「あれはその後処分されていたからな、何の障害もなかったが」
店主「赤い靴は誰かの元へと移動し続けるからな、誰かが履いてしまうとどこかへ消えてしまう」
店主「だから、履いてはいけないよ、ここに戻ってくるわけじゃないからね」
男「いや、流石に履かないし、男性には履けないんじゃないかな」
店主「そんな気はするね」
男「サリーさんはよく捕まえてこれたね」
店主「君にイジメられて弱っていたからな、正直これが一番楽だったかもしれんな」
男「僕が巻き込まれて、どこかにいった物品か」
男「確かに僕らはそんなアフターケアなんて考えてもなかったけれど」
店主「気にする必要はない、そもそも生きてるだけで褒められるべきだよ君は」
男「ま、僕じゃそういうのを壊したりまで出来ないからね、追っかけることも出来ないし」
男「元々、無理にそういうことをする気はないよ」
男「僕は生きるために生きているからね、無駄に死ぬようなことはしないさ」
店主「お前らが変に追っかけたりしないように集めといたんだが、杞憂だったか」
店主「思っていたよりも、しっかりしてるな、自分が見えている」
男「そうかな、出来る事をしようとしているだけだし、なんせ僕は自分を見失ったりすると女が死んじゃうからね」
男「変な余裕が無いだけだよ」
店主「ふーむ、ま、そんな感じで危なそうなアイテムも保有だけはしているぞという話だな」
店主「売る気はないが、壊したりする気はない」
店主「こんなとこに閉じ込めとけば百年もすれば勝手に消えちまうと思うがね」
店主「どうにも、こういう不可思議を壊せないんだよな」
店主「消えゆくものはそういう定めだとして見ていようと思えるのだが」
男「人間の味方に徹しきれないのも君らしくていいんじゃないかな」
男「そもそも、人間の為に開いている店じゃないんだろう?」
店主「はっはっは、お前に諭されるとはな、いやいや敵わんな」
店主「では、また寄ってくれ、何かあるとは限らんが」
男「うん、また寄らせてもらうね」
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