男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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319: ◆SetoseN//M[saga]
2019/10/06(日) 19:33:23.35 ID:UczUyL+4O
そんな感じで不可思議屋とは結局雑談程度で終わってしまい

帰宅して、今にいたる

もう寝るだけとはいえ、今日の整理とどうするかについての考察はしなければならないだろう

出処不明の不可思議

偶々学校の非常階段として現れ、固定化しているけれど

話の中身からしても上ると死ぬというよりは、どこかに消えるのだろう

所謂別次元、別空間に行くという話は数が多い

フェアリーサークルなんてのもその一つだったりするけれど

まぁ、本当にそういう世界が存在するのかは、行ってみないとわからない

いや、行ったとしてもわからないだろう

幻覚や夢であるという可能性を消さない限り、行ったという記憶すら

少なくとも僕は信じることは出来ないだろう

そして、乗って消えたという場合も

僕自体が死なない限りルールは作動せず女と入れ替わることはない

ドッペルゲンガーの時のように、僕らのルールの作動条件を満たさないだろう

最悪なのが、そのまま行方不明になってしまうことだ

例えば記憶喪失や精神誘導等により自殺を選ばない様な状況になると

僕は行方不明のままになってしまうだろう

そうなればその後の話の展開は想像に難くない、不可思議屋に話を聞いた女が行動に出てしまうだろう

そうしてミイラ取りがミイラになるというのが本当の最悪の展開


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