男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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260: ◆SetoseN//M[saga]
2018/07/08(日) 20:05:05.68 ID:xD1Skesi0
というか、触ろうと思えば物に触れてしまうから本を読んでいるのだろうけれど

いつか本が勝手に動いているところが人に発見されるだろうからやめて欲しいのだが

僕にそんなことは言えないわけであって

放っといても図書室の本を読破出来るのも良くて10年後くらいだろうと言うわけにもいかず

こうして時間がある時は会いに行くのだ

彼女は基本的に屋上にいる、特に夕方に近い時間になれば尚更だ

実際には校内を自由に移動出来るけれど、結局のところ誰も来ないところが落ち着くのだろう

僕らと会話するにも、人目が無い所でないと困るというのもあって

屋上にいてくれる方が都合が良いという所を組んでくれているのかもしれない

何故ならば、こういう休みの日に会いに行くと、予め決めていない限り屋上にいないことが多いからだ

平日は、生きている自分と会うことを避けるためか、来れるにも関わず

授業中に会いに来ることは少ない

暗黙の了解として、放課後に話しに行くという感じになっている

長期休みだから定期的に顔を出そうと思うのだけれど

女と一緒にいるときに、初女に会いに行くと言うと非常に微妙な顔をされてしまうので

その上で明らかに気を使って女が別行動を取ってしまうので

死んでいる時や別行動しているときでないとどうにも会いに来る足が遠のいてしまう


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