男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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154: ◆SetoseN//M[saga ]
2016/07/23(土) 11:35:14.26 ID:dEYDJdQEo
男「よかった、そのまま走ってくるから通れるのかと思ってしまったよ」

男「流石にそこで立ち往生してくれたか」

男「ちなみに、君は人間なのかな?」

男「だんまりか」

男「一応、ここを通れない理由は道の両端に置いてある置物」

男「って言ってもストラップサイズだから気付いてもなかったかも知れないけど」

男「このペアの置物の視線の間は、人には通れない」

男「本来ならば、通る気が起きなくなるから、そこで立ち往生するなんてことありえないと思うけれど」

男「不可思議屋の人避けアイテムだけど、小さいから一応持っておいてよかったよ」

男「ま、1,2分もここで立ち往生させれば、僕の目論見通りという訳で」

同「うーんと、これ、どういう状況? 女ちゃんが走ってきたから見に来たけれど」

男「いやいや、待っていたよ、君が来ることをさ」

同「あー、多分だけど、あの人は普通の人間だと思うよ」

男「なるほど」

同「だから、殺しちゃうとボクがまずいんだけど、気絶させとけばいい?」

男「うん、それで大丈夫だと思う」

同「さて、あれ」

同「何かここ、壁ない? 見えない奴」

同「ま、この程度じゃボクは止められないので」

同「フフフ、恨みはないけれど、敵みたいだからちょっと寝ててもらうよ」



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