男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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◆SetoseN//M
[saga sage]
2016/07/23(土) 11:31:02.80 ID:dEYDJdQEo
男「当然、その夢の話なんてものは僕は知るわけもないのだけれど」
女「そうだろうねぇ」
女「まぁ、実際は男くんにはこの夢の話、していたはずなんだけどね」
男「あぁ、そういうこと」
男「それで、その僕はなんて言っていたんだい?」
女「んー、私がいたことになったところの記憶だから微妙に思い出しにくいというか」
女「夢の内容を思い出すみたいな感じなんだよね」
女「何か話してた気はするんだけど、反応とかが思い出せないというか」
男「補完された記憶というか過去というかそういうのって、そうなるんだね」
女「いつもはもうちょっと思い出せた気がするんだけど、なんだろうまだ本調子じゃないとか?」
男「無いとは言えないけれど」
男「そういうものなんだろうね、そもそも鮮明に思い出そうとしたことってあったっけ」
女「言われてみればないかも、どうせ思い出しても男くん知らないし」
男「同じような結果になるようになっているもんね」
男「大抵、いつも通りのことしかしないというか」
女「むしろ、宿題がやったことになってるとかが重要だよね」
男「いつも通りの結果が残っているから僕も大体何してたのかわかるからね」
女「そもそも夕方に死ぬことが多いから、困ったことなかったよね」
男「で、こう話が長くなるというか」
男「時間を使ってしまうのも夢の通りだったりするのだろうね」
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