カレン「アヤヤはガチデース!」 綾「わ、私、一般人だから!」
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26: ◆jOsNS7W.Ovhu[saga]
2015/05/16(土) 21:17:32.65 ID:UuPrnmza0



――その日の夜・陽子の部屋


陽子「……ん」パチッ

陽子(やば――珍しく宿題でもやろうと机に向かったら)

陽子(寝落ちしちゃった……うわ、もうこんな時間)

陽子(というかお風呂にも入ってないし――まずったなぁ)


陽子「仕方ない……」ガチャッ

陽子「今から入るか――」テクテク

陽子「……ん?」

陽子(リビングの灯りが――声もする?)

陽子(おかしいな、もう母さんたちも寝てるじか――)ガチャッ


空太「わっ!?」ビクッ

美月「お、お姉ちゃん!?」ビクッ

陽子「……え、ええ?」アセアセ

陽子(ま、まさかの二人……)


陽子「ふ、二人とも? ダメだろ、こんな時間まで……」

空太「――こ、これは、宿題のため」

美月「そうだよ、陽子お姉ちゃん。私たち、明日までの宿題が――」

陽子「最近の小学校は、翌日までの宿題に深夜番組を使うのか?」タメイキ

空太「……おかしい」

美月「よ、陽子お姉ちゃんが――単純じゃなくなって」

陽子「さ、さすがにそれくらいはわかるから!」アセアセ


陽子「――で、何を観たいんだ?」

陽子(そういや深夜番組って言えば……私も、小学生の時、ちょっとばかり楽しみだったっけ)

陽子(ほら。母さんたちに禁止されてるものを見る気持ちよさ、っていうか……)

空太「……ドラマだよ」

美月「そ、そうだよ、ドラマ」

陽子「へぇ、そうなんだ」

陽子「……アニメドラマ?」

空太「そ、そういうわけじゃ……」

美月「――お姉ちゃん、分かっててからかってるでしょ?」

陽子「え、いや、マジ?」

陽子「そ、そうだったのか……てっきり、アニメドラマだとばかり」カァァ

空太(――やっぱり)

美月(綾お姉ちゃんが言ってることって、ホントだったのかも)


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