提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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72: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/06/08(月) 00:18:36.67 ID:ipErHBFK0
バイザーを外し、髪を解き、服を脱ぐ。

姿見で自分を眺め嘆息する。

贔屓目に見ても駆逐艦並だった。

駆逐艦で平均値を取れば、おそらくそれを下回るだろう。

龍驤「こればっかりはしかたないな〜」

変えられない事実はとっくの昔に受け入れた。鏡に映る艦娘はそんな表情をしていた。

隼鷹「おまたせ〜。ちゃっちゃかやっちゃおうぜ〜」

龍驤「頼むわ」

隼鷹「ほい、顔を拭くようの手ぬぐい。拭き終わったら、これ齧ってて」

ミントの葉とオリーブの実を手渡された。

隼鷹「口は大事だからね〜。機会は突然やってくるもんさ」

龍驤の背中を拭いながらそう語る。

機会とは何のことかはわからなかったが、頷いておいた。

顔に触れた熱めの温度が目を覚まさせる。

隼鷹「清拭おっしまーい。次は髪を梳くから服を着とけよ〜」

いつの間にか新しい服が用意されていた。まったくもって抜かりない。




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