提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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51: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/31(日) 18:24:44.16 ID:x4E4doG/0
提督「ところで龍驤が帰ってこないんだが、何か知らないか? 台本を配ってもらっているんだが」

電「それならきっと鳳翔さんのところなのです。内容が内容なので鳳翔さんに相談したかったんですよ、きっと」

提督「……役が嫌だったのだろうか? 困ったな、そうなるとは全く予測していなかった」

電「なんでそうなるのです。 あれだけ露骨な依怙贔屓をすれば龍驤さんだって恥ずかしくなっちゃいます」

電「瑞鶴さんが台本見たら怒っちゃいますよ、主人公のはずが何故か龍驤さん中心の演出なのですから」

提督「それは確かに申し訳なくも思っている」

提督「けどな、龍驤には全然伝わらないんだぞ? なら全力を持って伝えるために、場を用意するのは当然じゃないのか?」

電「そこまではいいのです。けど、そのために大元帥まで召喚するのはやり過ぎです」

提督「俺が知る限り最も信用できる人間を呼ぶ必要があると思った。鎮守府の人間だけでやって、万が一、全員総出のドッキリだと勘違いされたらどうするんだ」

電「うぅ、否定しきれないのです」

提督「そもそも、俺の思いはなぜ龍驤に伝わっていない? だんだん不安になってきたぞ」

電「その、龍驤さんは控えめな艦娘ですから。司令官さんから信頼されていることも好意を寄せられていることも自覚はしているはずなのです。けど、司令官さんのたったひとりに選ばれるとはきっと思ってないのです」

提督「何故だ?」




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