提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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373: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2017/07/06(木) 21:05:07.78 ID:gFcN22mA0
この言葉と共に指輪を艦娘へ贈ることは、提督として最重要事項の一つだ。

証人はこの場にいる全員。

親としての大元帥を筆頭に住民、仲間、そして敵までもがここにいる。
以下略 AAS



374: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2017/07/06(木) 21:06:27.71 ID:gFcN22mA0

空気が読めない龍驤ではなかった。

少し困った顔をした後、艦娘特有の完璧な笑顔を作る。

以下略 AAS



375: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2017/07/06(木) 21:08:55.98 ID:gFcN22mA0

龍驤「けど、電も鳳翔も限界練度やで。北上ももうすぐやろ? なぁ、キミ。ウチらの本分は皇国の守護や、みんなにもちゃんとあげてな?」

大元帥の目の前でこの発言は正しい、正しすぎるくらいだ。

以下略 AAS



376: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2017/07/06(木) 21:10:35.66 ID:gFcN22mA0

龍驤はその本心で本音を塗りつぶした。

先の劇で自分の感情を最優先してしまったことが、龍驤を自罰的にしてしまっている。

以下略 AAS



377: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2017/07/06(木) 21:12:32.51 ID:gFcN22mA0

空気が読める提督ではなかった。

提督「俺たちは皇国の守護者だ。戦力強化大いに結構。当然、電にも鳳翔にも、続く艦娘にも指輪を贈ろう」

以下略 AAS



378: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2017/07/06(木) 21:15:06.18 ID:gFcN22mA0

提督「これだけは任務で手に入れた、大本営から支給されたものだからだ!」

龍驤「それは他のと違うん?」

以下略 AAS



379: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2017/07/06(木) 21:17:22.33 ID:gFcN22mA0

提督「なぁ、龍驤。俺たちは皇国を守護するための兵器だ。戸籍なんてものはないからな。皇国民とは違って婚姻という記録も一切合切何も残せない」

提督「これだけだ! この指輪だけが唯一、記録として残すことができるものなんだ!」

以下略 AAS



380: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2017/07/06(木) 21:21:32.21 ID:gFcN22mA0

龍驤「あのさ……キミ、うちの事どう思うてるの? 今、この場でちゃんと教えてくれん?」

提督「愛してる。これまでもこれからもずっとだ」

以下略 AAS



381: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2017/07/06(木) 21:23:18.22 ID:gFcN22mA0



ケ・ッ・コ・ン・カ・ッ・コ・カ・リ

以下略 AAS



382: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2017/07/06(木) 21:24:09.43 ID:gFcN22mA0

一時の静寂。

北方棲姫「オメデトウ」

以下略 AAS



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