提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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343: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2017/01/17(火) 12:40:46.91 ID:0R/1X8WH0

レ級は改めて周囲を見渡した。

どうやらやつれてぼろをまとった人間がたくさんいるようだった。

疲れ切った表情は実際に疲れているからだろう。

それでも彼らの目は輝いていた。

彼らに何があって、これから何があるのだろうか。

ぼんやりと考えていたレ級は再び呼びかけられた。

女「あのぉ、お姉さん。私たち結婚することになりました」

レ級「キャハハ、おめでとう。決断が早いのはいいことよ」

男「それでよう、あんたに頼みがあるんだが。俺っちの会社で働かないか? これからは人手が必要だし、あんたみたいな強い別嬪さんがいれば男でも集まると思うんだよ」

女「女の人に頼りっぱなしじゃないのよ」

男「馬鹿女郎! 一億総玉砕が崩れ去ったんだ。次は一億総生産の時代だよ、男も女も関係ないねぇ」

レ級「いいわね、とてもいいわ」

男「おっ? 働いてくれるかい? 悪いようにはしないよ」

レ級「いえ、私に何かを創ることはできないわ。けど、あなた達のことは護ってあげる」

女「じゃあどうするの?」

レ級「私は海軍で戦いましょう。ありとあらゆる敵から護ってあげる」

男「それはいいな。別嬪さん頼りにしているぜ!」

レ級「えぇ。もっーと私に頼っていいのよ?」

レ級の口からは至極当然のようにこの言葉が発せられた。

女「早く着かないかしらね」




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