提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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◆zqJl2dhSHw
[sage saga]
2016/07/17(日) 22:33:40.38 ID:LPclyByX0
鳳翔「うちの比叡に素敵な挨拶をしてくれましたからね」
嫌味をいいながら、鳳翔は艤装を解除し始める。
長門「やめろ、鳳翔!」
長門は叫ぶ。
妖精謹製最大の発明の一つと呼ばれる艦娘の艤装。
これを纏えば、たとえ艤装が破壊されたとしても1回の戦闘中は妖精の加護が得られるというものだった。
深海棲艦のそれと比べて優秀な点はそこに尽きる。
鳳翔は全兵装、艤装を解除。髪留め紐すら付いていない一糸纏わぬ姿になった。
妖精の加護は得られない。
鳳翔「遠路遥々来ていただきありがとうございます。あなたは船渠へ、後ろのお姫様たちは控室へご案内します」
2度目の歓迎を伝える。
レ級「毒気が抜かれちゃったわね」
レ級は膝をつき、両手のひらを上に向ける。
笑っていた口も尾部触手の顎も完全に閉じた。
極度の緊張状態だった艦娘も慌てて礼をし、歓迎の意をしめす。
鳳翔「祥鳳さん。レ級さんを船渠へご案内してください」
祥鳳「は、はい。さぁ、行きましょう」
レ級「よろしくね。それじゃ姫ちゃん、後で控室に行くからね。って聞き取りにくいか」
レ級は連れてきた北方棲姫に再度話しかける。それは艦娘には聞き取れない言葉だった。
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