提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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250: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2016/05/01(日) 20:24:42.30 ID:8hlHK6Es0
――第一次攻撃隊――

ある程度の間隔を保ち艦載機は航行しており、そう長くない時間が過ぎた時に零観を視認した。



完全勝利。



これを実現するために零観も撃墜する必要があった。

優秀な観測機だが、複葉機の域は超えていない。これと対峙するために艦戦は役不足だった。

零観が急に進行方向を変える。

艦攻部隊は直進、艦爆部隊は零観に合わせて方向転換をする。

非常に高い練度を誇る彼らは同じ方向へまったく同時に操縦桿を倒した

対空迎撃を想定していなかったわけではない。その時を、加賀は急降下爆撃と予想していた。

有効な爆撃を与えるため皆が同じタイミングで動き、行動の予想がつけやすいからだ。

急降下爆撃時は5機で8小隊を組み、波状攻撃を仕掛け対空迎撃に備える手はずだった。

長門の戦術はそれを上回った。

最高練度を誇る艦爆妖精達はとっさに同じ判断をして、同じタイミングで方向を転換した。その瞬間、長門から見た艦爆隊は面ではなく点となっていた。





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