提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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14: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/09(土) 22:12:33.61 ID:NPpYpUnM0
「「……え?」」

まったく、寸毫ほども予想していなかった。

超弩級戦艦長門型戦艦

そのネームシップ艦、長門

曰く、皇国の誇り

曰く、世界のビッグ7

曰く、鎮守府の守護神

あろうことか連合艦隊旗艦が、駆逐艦4盃の演習相手だ。

響「本当なの? 龍驤さん」

龍驤「ほんまやで、なんで嘘つかなあかんのや」

龍驤「しっかり準備しぃ、相手はあの長門やからな」

「「ありがとう!」」

龍驤「ええってええって。あとで感想聞かせてぇ」

龍驤「あ、ちょっち待って。これ配るの忘れとった」

響「これは?」

龍驤「劇の台本や。鎮守府で劇をやって、民間との交流を図るんやって」

電「とてもいいことなのです」

雷「私達に台本ってことは、出演するってことね! 主役は雷かしら!?」

龍驤「主役は瑞鶴やでー、ウチらは調査隊役やな」

雷「そっか、残念」

龍驤「ちゃんと台本を見といてな。ウチは他にも配ってくるわ」

龍驤が去った後に、台本を眺める。

響「この台本には、力を感じる」

暁「間違いないわね、主役は瑞鶴さんだけど……」

雷「司令官も本気なのね! 頑張らなくっちゃ!」

電「……司令官さん、よかったのです」

なんとなく、安心した空気が漂った。






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