提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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102: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/06/29(月) 00:54:22.33 ID:tx8CqYLJ0
北上「次〜」

雷「はーい! 北上さん。行っきますよー!」

雷「えいっ!」

3人目にして、とうとう回避に成功した。

これは姉ふたりの挙動をよくよく観察した結果だった。

北上が指摘したように、少し動けば急所を外すことができ、大きく動けば回避も可能だった。

北上「まぁまぁか」

雷「そんな攻撃、当たんないわよ?」

北上「連装砲は侘び寂びがないから、あんまりね〜。ほい、ほい、ほいっ!」

雷「ムリムリムリ!」

勘違いに気がついた時と着弾は同じだった。

撃つタイミングと方向を宣言してもらい、射撃は単装砲のように一発のみ。

避けることに成功したが、それが北上の砲撃を回避できることとイコールにはならなかった。

雷「いったぁ〜い!」

雷:大破

北上「ちゃんと避けなよ〜」

雷「なによ、もう! 雷は大丈夫なんだから!」

北上「元気なのはいいことだ」

北上「よ〜し、次行くよ〜」

電「お願いするのです!」

北上「てぇええぇ!!」

電「甘いのです!」

北上「まぁ……主砲は……まぁ……そうねぇ……」

射撃回避訓練一周目終了。

第六駆逐隊は全体的にぼろぼろだった。

北上「はい、高速修復剤はいっぱい用意してあるからじゃんじゃん使っちゃおう」




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