699: ◆A0cfz0tVgA[saga]
2016/08/08(月) 00:32:38.53 ID:Bpm/9TPL0
ズガッ!!!
レミリア「っ!? がっ……!」
鈍い音と共に、レミリアは前に大きくよろめく。
一回りも体が大きい男の拳をまともに受けたのだ。普通であれば地面に倒れ込んでもおかしくはない。
しかし彼女は片足を前に踏み出し、衝撃に耐える。よろめきは見られず、意識の混濁もないようだ。
上条(あまり、効いてない!?)
全力で殴ったにも関わらず、よろめく程度に終わったその事実に当麻は驚愕する。
生身の体であれだけの眼に止まらぬ高速移動を行うのだ。
それに耐えられるような体になっているのは当然と言える。
しかし話に聞いていたとはいえ、実際に目の当たりにすると驚きを隠せない。
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