とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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51:名無しNIPPER[saga sage]
2015/05/18(月) 00:24:03.35 ID:AHJ3I8Bt0

土御門「予定時刻まで後20分……」




時間は、少しばかり遡る。


人々が自身の家で就寝の支度をし始め、人が出歩かなくなる時刻。
閑静な住宅街の一角。家屋と家屋の間にある狭い小道。
その薄暗がりの中で、土御門は自身の腕時計を見つめながら呟いた。


彼が居る場所は学園都市第14学区。
海外から学園都市に留学してきた学生達が住まう、俗に『外人村』と呼ばれる区画である。
しかし『村』と言うにはかなりの広さを誇り、アジア圏、中東圏、西欧圏といった形で、
区画が文化圏毎に更に細分化されている。
その集まる文化圏の多様性を見れば、世界中からの留学者がどれほど多いのか、容易に察することが出来るだろう。


その様々な文化が混在する第14学区に於いて、土御門が今居る区画は欧米圏。
中でも特に欧州の色が濃い場所であり、且つ学生ではなく大人達が多く住む区画である。
建物は煉瓦を中心とした石材を用いて建築された家屋が殆どであり、
立派なものになると意匠を凝らした鉄柵に、更にはこぢんまりとした庭園が付属したものまで存在する。
無論、土地面積が限られる学園都市の住宅事情を考えると、そういった豪勢な家屋は数少ない。
そのような家屋に住めるのは、ある一定の地位を確立した人間に限られる。




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