41: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/05/11(月) 01:04:31.40 ID:l1/0db2U0
上条「できるさ」
パチュリー「――――」
だが彼はそれを知ってか知らずか、力強い口調で『できる』と断言した。
それを聞いたパチュリーは、思わず目を丸くする。
一体どこからそんな自信が湧いてくるのか、彼女には不思議でならない。
本来であれば、彼の言い分など直ぐさま妄言として切って捨てているはずのこと。
しかしそれが出来なかったのは、彼の目から絶対的な自信というものが垣間見えたからだ。
パチュリー「何か策があるの?」
上条「ある。 しかも土御門のお墨付きだ」
パチュリー「……彼にも会ったのね」
上条「あぁ。 今あいつには用事を頼んでる。 インデックスは今あいつ一緒にいる。 フランもだ」
パチュリー「一体何が起きているのか、是非ともご教授願いたいのだけれど――――」
現状を聞こうとした彼女だったが、それを知ることは叶わなかった。
何故ならばその言葉の続きを遮るようにして、突然怒りの叫びが二人を襲ったからだ。
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