181: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/07/21(火) 00:58:04.47 ID:lrL69xBH0
レミリア「……そう言えば貴方、私に先ず言わなきゃならないことがあるんじゃないの?」
フラン「え?」
レミリア「貴方、超能力を身につけたらしいじゃないの。 それを報告するべきじゃないのかしら?」
フラン「!? どうして――――」
レミリア「『どうして知っているのか?』、ね。 簡単なことよ、貴方の学校から連絡があったからよ」
レミリア「授業中にいきなり呼び出されたから、何事かと思ったけどね」
フラン「……そうなんだ」
話を聞くに、学校側が勝手に姉に対して情報を漏らしたらしい。
何か色々と言われるだろうと予測し、その話は姉には教えないようにしようと思っていた矢先のことだったので、
その事実はフランドールの心を大きく揺さぶることになった。
『なんてことをしてくれたのよ』と心の中で悪態をつくが、学校側の判断は間違っていない。
レミリアはフランドールの保護者だ。何かあった時、生徒の情報を保護者に伝えるのは当然のこと。
『フランドールが超能力を得た』という報せをレミリアに入れるのは、学校側にとっての義務である。
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