風俗嬢と僕-SS速報VIP

風俗嬢と僕

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100:名無しNIPPER
2015/05/13(水) 22:01:45.35 ID:AI8oOv0mO
「凄いね、上から見ててもカズヤってうまいんだなって思ったよ」

「いや、俺なんか全然……」

「謙遜しないでいいから。私、正直サッカーのことなんて全然分からないまま来たけど、カズヤのプレーが何ていうか……一番だった」

以下略 AAS

101:名無しNIPPER
2015/05/13(水) 23:11:27.15 ID:AI8oOv0mO
「お、うちのチームのサポーターになっちゃう？」

「サポーター？」

キョトンとした表情で問い返した私に、カズヤは説明をしてくれた。

以下略 AAS

102:名無しNIPPER[sage]
2015/05/14(木) 01:45:37.25 ID:EfonRk7u0
おつ

103:名無しNIPPER
2015/05/14(木) 20:03:03.20 ID:Xp2d966KO
「何かね、知らない人たちが『オオタさんが上手い』って話してたんだけど、あの人が前にカズヤが話してた先輩？」

「オオタさん……ああ、ヒロさん。そうだよ、あの人、上手いでしょ？」

へぇ、ヒロさんって言うんだ。

以下略 AAS

104:名無しNIPPER
2015/05/14(木) 20:51:02.42 ID:I1/rw8o2O
日もそろそろ陰ってきて、夏が近いとはいえ少し涼しくなってきた。

「じゃあ、そろそろ帰ろうかな」

いつまでもダラダラ話しててもカズヤに迷惑かけるしね。

以下略 AAS

105:名無しNIPPER
2015/05/14(木) 22:32:22.62 ID:I1/rw8o2O
背を丸めて泣き始めて、どれくらい時間が経っただろう。

きっと今、僕はどうしようもなくみっともない姿なんだと思う。やりようのない悲しさを堪えられずに泣いてしまう、小学生みたいな僕。

情けないと分かってはいるんだけど、泣くという行為以外にこの辛さを消化する方法を僕は知らなかった。

以下略 AAS

106:名無しNIPPER
2015/05/14(木) 22:59:12.24 ID:I1/rw8o2O
背中で動く手は、優しさに触れているような気がして。

顔を上げると、これまた予想外の顔がそこにはあった。

彼女はさも当然のように試合の感想を話してきて、僕の頭はそれを正確に処理できない。

以下略 AAS

107:名無しNIPPER
2015/05/15(金) 00:22:00.93 ID:CcsBlhiIO
「えっ」

何を？と、彼女は問いかけてきた。

「いや、何て言うか、ほら……」

以下略 AAS

108:名無しNIPPER[sage]
2015/05/15(金) 06:08:35.01 ID:xA2gdP1bO
面白い
エタらないことを願う

109:名無しNIPPER
2015/05/15(金) 18:58:26.59 ID:CcsBlhiIO
「へぇ……へぇぇ……じゃあ、オオタさんとカズヤの元彼女が今、良い感じなんだ……」

言葉にされると、何だか変な感じがする。でも、その通りだよね。僕は黙って頷き、それを返事にした。

丁寧に言葉を選んで、僕は絡まってしまった心の紐をほどこうとする。

以下略 AAS

110:名無しNIPPER
2015/05/16(土) 12:06:00.30 ID:IqIZqJmFO
>>109

「～～。サキが他に好きな人を作るのは分かるよ。恋愛って、理由を説明できないものじゃん。でも……」

に訂正です。

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