363:ずいずい ◆9eWjFae4dI[saga]
2017/07/12(水) 17:32:40.84 ID:o7ZYMxSI0
清霜「清霜、深雪両艦帰投しました!」
提督「深雪の容態は?」
清霜「多少だけど安定しました。でも、ずっと泣き続けていて……」
提督「深雪、私の声が分かるか?」
深雪「……分かる」
提督「提督単刀直入に問おう。何があった」
深雪「何がって…………うっ! ウゲッ」
清霜「深雪ちゃん! 大丈夫!?」
深雪「ごほっごほっ……大丈夫……」
清霜「司令官、今は深雪ちゃんを休ませてあげて。その代わりに清霜が出撃するから」
提督「本来ならばそうしたいところなのだがな。しかし今は交戦中で刻一刻と戦況が変わる。悠長に待つ事は難しい。深雪、何があったんだ」
深雪「……………………艦娘」
提督「何?」
深雪「司令官、深海棲艦って何なんだ? バケモノじゃ無かったのかよぉ……」
提督「…………清霜。交戦予定の敵艦はどんな見た目をしていた?」
清霜「え? いつも通り普通のやつだよ? バケモノの」
提督「ふむ。深雪は自分自身が見間違えたという可能性があると思うか?」
深雪「いや、あれは間違いなく艦娘だった! 」
提督「清霜、他に同じ事を言ってる者はいたか?」
清霜「ううん。深雪ちゃん以外は誰も」
提督「そうか」
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