瑞鶴「もう二度と離さない」
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302:ずいずい ◆9eWjFae4dI[saga]
2016/07/19(火) 01:25:38.43 ID:lYWeWiIa0
朝霧艦内

陽炎「不知火、夕立は大破、私や長波、秋月は中破乃至小破しています」

提督「そうか。すると、作戦の続行は難しいかもしれんな」

陽炎「ごめんなさい……」

提督「だが、お前達でなければあの敵軽巡は倒せなかった。よくやったな」

陽炎「怒らないの?」

提督「何故だ?」

陽炎「虎の子とも言える第三輸送艦隊本隊の戦力を大幅に消耗させちゃったのよ?」

提督「確かにそれは事実だ。しかし、それでもお前達が奴等を止めなければ、輸送艦隊が丸々消失していたやもしれん。それを引き止めたと言うだけでも十分過ぎる戦果だ」

陽炎「司令……」

提督「だからこそ、感謝の言葉を述べたのだよ」

陽炎「うん、ありがと! でも、その言葉はあの子達に言ってあげて。あの子達のお陰で倒せたんだから」

提督「もちろん後ほど伝えるさ。だが、陽炎達も十分頑張った。それも事実だ」

陽炎「もう! 今さら私の好感度を稼がなくたって意味ないわよ」

提督「稼いでいるわけでは無いがな……まあいい。お前達はショートランドに起動後入渠してくれ。コロネハイカラ島にも仮設ドッグは設置するが、現在は敵の制空権内だ。敵の攻撃の脅威に晒されている限りは、可能な限りそこでは入渠させたくない」

陽炎「分かったわ。ショートランドで安静にしているわね」

提督「そうしてくれ。間違っても、修理が完了する前に出撃なんてことをするなよ」

陽炎「はーい」

提督「よし、では不知火達のところに戻りなさい」

陽炎「うん! それじゃ!」

提督「ああ、ご苦労だった」



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