瑞鶴「もう二度と離さない」
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241:ずいずい ◆9eWjFae4dI[saga]
2016/01/22(金) 22:51:37.03 ID:savp9r5UO
翌日

嵐「え!? 近接戦闘の訓練!?」

陽炎「そうよ。司令が直々に見てくれるって」

嵐「でもよ、俺達は海上で砲雷撃戦をするんだろ? 近接戦闘なんて不要じゃねえか?」

提督「砲雷撃戦だけで済めばな。だが、敵が懐に潜り込んで来たらお前はどうするつもりだ? 無抵抗でそのまま殺されるのか?」

嵐「いや、でもそんな事はまずあり得ないだろ」

陽炎「私は前に一度やったわよ。司令に鍛えて貰っていなかったら死んでたかもね」

嵐「マジかよ!?」

提督「ああ。それに敵は海上だけにいるとは限らない。もしも人間がお前を狙ってきたらどうする?」

嵐「それは……」

提督「何か他に反論は?」

嵐「無い……です」

提督「よろしい。では夕張、青葉」

夕張「はい……」

青葉「はい……」

提督「私との組手の前に、まずはペアでの組手の見本を見せてやれ」

夕張「やっぱりやるんですか……?」

提督「当たり前だ。あの様な醜態を晒しておいて何を言う」

夕張「ですよね〜青葉、もしも私が死んだら骨は北海道のメロン畑に……」

提督「下らない事を言っているならばさっさと始めるんだ。それとも、予定よりも厳しく訓練して欲しいのか?」

夕張「いえ! 今の戯言は聞かなかった事にして下さい!」

青葉「夕張、行きますよ」

夕張「了解!」



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