瑞鶴「もう二度と離さない」
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199:ずいずい ◆9eWjFae4dI[saga]
2015/10/27(火) 23:06:36.16 ID:YDXfldbHO
大本営 客室

ガチャ パタン

提督「ふぅ……瑞鶴、もう気を抜いていいぞ」

瑞鶴「提督さん……一言言っていい……?」

提督「なんだ?」

瑞鶴「怖かったよぉぉぉぉぉぉ!! 緊張した!! 本当に緊張したよぉ〜!」

提督「よく出来ていたぞ。これなら今後瑞鶴を連れてきても大丈夫だろうな」

瑞鶴「提督さんに褒めて貰えて嬉しいんだけど震えが止まらないの! あの場所ピリピリし過ぎだよ!!」

提督「それは仕方ない。慣れてくれとしか言えん……が、今回は大将と元帥が異様に殺気を放っていたな……」

瑞鶴「私達が作戦を中止したから……?」

提督「いや、あの判断が間違っていたのならば今回の会議は私を裁く為のものになっていただろう。それに新たな作戦の作成を任せるなんてあり得ない」

瑞鶴「そうだね……引き受けちゃって大丈夫だったの?」

提督「正直に言うとあまり良くはない。が、私が作戦の詳細を立案出来るのならば、他の者に任せるよりはリスクはまだ低いだろう」

瑞鶴「でも、提督さんの負担が増えるよね? 毎日夜更かしなんかしたらダメなんだからね!」

提督「それは約束出来ない……というよりも無理だ」

瑞鶴「むー!」

提督「とりあえずは私達も戦力の補充をしないといけないな。鎮守府に戻ったら建造をしないとならないな」

瑞鶴「分かった!」

提督「うむ。まあその話は明日以降じっくり詰めていこう。それよりも明日は夜が明けたらすぐにここを出て横須賀に戻る。もう寝る支度をしなさい」

瑞鶴「そうだね。じゃあ、提督さんからお風呂入って来る?」

提督「私は後でいい。瑞鶴から入って来るがいい」

瑞鶴「でも……」

提督「上官や部下は関係ない。気にするな」

瑞鶴「うん……じゃあさ……」

提督「何だ?」

瑞鶴「あの……一緒にお風呂入、る?」



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