男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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753:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 22:22:08.30 ID:diHdomP5o
男「……話す事は何も無い。俺はこれで失礼する。あと織莉子ちゃんもここから出すから入り口の結界をなんとかしてくれ。その後でお前達は全員死ね」
杏子「……」バキッ
男「おぎゃあ!」ドテッ
男(杏子ちゃんの拳が頬に突き刺さり、俺はその場に倒れた)
男「や、やめろ……! 俺を殺す気か! この人殺し!」
マミ「暁美さんがあんな事になってるのにどうしてそんなふざけた態度でいられるの……!? 人殺しは貴方じゃない!」
男「俺じゃない! 信じてくれ! ここに来た時にはもう死んでた!」
マミ「だったら誰が!!」
男「きっと事故だ! 足を滑らせてサラダ油を被りながらコンロに突っ込んだんだ!」
杏子「てめえ……!!」ドカッ
男「がああっ!」
男(上半身を起こした状態だった俺の頭に杏子ちゃんの横蹴りが放たれる)
男「い、痛い……歯が……歯がぁ!! ゆまちゃん、治してくれぇぇぇぇ……!!」
ゆま「……」
男(口と鼻から血を垂れ流しながらの俺の懇願に対し、ゆまちゃんは応えることなく、それどころか後ずさりマミさんの後ろに隠れてしまう)
男「な、なんで……こんな怪我をしてるのに、なんで助けてくれないんだ……」
小巻「美国……あんた、生きてたのね」
織莉子「……」
小巻「魔法少女なんて知りませんでしたって顔して、私を騙してたの? それともあの時点では本当に知らなかった?」
小巻「私達を陥れようとしてたわけ? 目的はグリーフシード? 自分の手は汚さずに、あいつを利用して私達をこの界隈から排除しようとしたの?」
織莉子「……」
小巻「……」
小巻「なんとか言いなさいよ!! この期に及んですかした態度で……!! 馬鹿にしてんの!?」
キリカ「! やめろ!」ガシッ
小巻「誰よアンタ、離せ!」
キリカ「織莉子を殴ったら許さないからな! 私が絶対お前を殺してやる!」
小巻「この……!」カァッ
織莉子「やめて、小巻さん」
小巻「何を偉そうに!!」
織莉子「私が何かを語ったところで、貴女がそれを信じるかしら?」
小巻「確かに鵜呑みにはしないわよ!! でもだからってこのままだんまりで済まされると思わないで!!」
織莉子「……ここでずっと閉じ込められていた私は貴女達と大して変わらない立場にいる」
織莉子「まずは彼の話を聞いて。ここ数日の事件の全てに関わっている彼こそが一連の出来事の中心人物だから」
小巻「……あいつが……」
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