男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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73:名無しNIPPER[saga]
2015/03/30(月) 19:30:12.30 ID:J5btevAGo
男「多人数であるという有利な点を活かし強大な敵を倒す方法を、俺はドラゴンボールから学んだ」
一宮「漫画かよ……」
男「初めて地球に来たベジータの圧倒的パワーの前に手も足もでなかった主人公達は最終的にどうやってベジータを倒した?」
二宮「それはもちろん元気玉を使って倒したんだろ?」
男「違う。確かに元気玉は大ダメージを与えたが、ベジータを倒すまでには至らなかった」
男「よく思い出せ。元気玉でボロボロになりながらも立ち上がったベジータに更なるダメージを与え、大猿化した孫悟飯のボディプレスから逃げる力さえ奪ったのは誰だ?」
男「また、大猿化したベジータに為す術もなく殺されかけた孫悟空を窮地から救ったのは誰だ?」
三宮「あっ……!」
二宮「そ、そうか! あの勝利はそれまで隠れていてここぞという時に姿を現したヤジロベーの活躍があってこそのものだった!」
男「その通りだ。つまり俺が言いたいのは『伏兵を使えば格上の相手にも勝てる』ということなんだ」
一宮「なるほど、一理ある!」
男「よし……それじゃあその点を念頭に置いて作戦を考えたからよく聞けよ!」
男「まず、一宮が杏子ちゃんの前に出て挑発し、路地裏に誘い込む」
一宮「ま、待て! それは危険すぎるぞ! その役が俺な理由はなんだ!?」
男「孫悟空になれるんだぞ!!!!」
一宮「!?」
男「杏子ちゃんを誘い出し、最初に一対一で杏子ちゃんと対峙する……これは紛れもなくベジータに戦いを挑む孫悟空そのものだろう。お前は地球を守る最強の戦士になりたくないのか?」
一宮「そ、孫悟空に憧れない男はいないぜ……わかった、やってやる!」
男(こいつ馬鹿だなw)
男「よし、次に後ろから襲って杏子ちゃんの弱点である指輪を奪う係だが……」
二宮「指輪? なんで指輪が弱点なんだ?」
男「とにかく弱点なんだよ。あれを奪えば俺達の勝ちだ」
男「これは二宮と三宮の二人にやってもらう。一宮が殺される前に奪いに行け」
二宮「わ、わかった」
三宮「お前を信じるぜ、中学生……」
一宮「殺されるかもしれないんだな、俺は……」ゴクリ
男「そして杏子ちゃんがお前ら三人にかかりっきりになっているところで道端のポリバケツに隠れていた俺が登場!」
男「意表を突かれて動けない杏子ちゃんから見事指輪を奪取! 俺達の勝ちだ!」
男「その後は廃墟に連れ込んでお楽しみだな、くく……」
「「「……」」」ゴクリ
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