男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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594:名無しNIPPER[saga]
2015/10/13(火) 15:10:43.02 ID:JhwG8TsMo
男(こ、こうなったら……破壊が無理なら盗むまでだ!)
男(気配を殺して杏子ちゃんに近づき、後ろから胸元に手を回す!)
ドスッ
男(が、手が届くその前に杏子ちゃんの槍の石突きが俺の腹に重く刺さった!)
男「ぐはっ」
男(衝撃で呼吸が止まる。どうやら俺の動きは読まれていたようだ)
男「っ……」
男(足から力が抜けその場に膝をつく。力を振り絞って顔を上げた先では……)
男(杏子ちゃんが武器を大きく振りかぶり、俺目掛けて振り下ろそうとしていた)
男「あ、あああへぇ……」
杏子「終わりだ」
ブンッ
ズシャッ
男「あ……」
男(一瞬の瞬きの後、意識が現実に戻ると……)
松平「くっ……」
男(俺の目の前には、杏子ちゃんの槍を肩先に深く受けた松平の後姿があった)
杏子「へへ……」
男「ま、松平……俺をかばって……」
松平「小僧、早く……早く小巻を連れてここから逃げよ……」
杏子「っらあっ!!」ザシュッ
松平「うぁっ」
男(杏子ちゃんが槍を振り切ると、松平の身体から勢いよく血が流れ出る。身体から失われたその血はすぐに床に垂れ落ちるまでの量となった)
松平「っはぁ……」フラッ
杏子「勝負ありだな」
松平「……ふふ」
杏子「笑ってんじゃねーよ」
松平「勝ち誇って、はぁ、はぁ、青いのう……魔法少女同士の戦いは最後の最後まで……」
松平「……ふぅ。何があるかわからぬものじゃ」
杏子「こんな状態で強がんなよ、馬鹿じゃねーの。じゃあ何が起こるのか見せてもらおうじゃん」
松平「……」シャッ
男(松平が扇子を構える。残った生命力の全てを振るうように立つその姿に俺は彼女のただならぬ覚悟を感じた)
男(そして俺は……↓2をした)
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